エンジニアリングって何でしょう?
「工学」という意味です。
端的に言えば、「科学を実用化して人間の生活に役立てること」です。
英語で書くと、「engineering」です。
ウィキペディア的に言語化すると下記になります。
工学研究、基礎工学、工学技術、産業技術、生産技術、科学技術、技術。
ウィキペディアより抜粋
まあ、理系の技術を使って人間の身の回りを豊かで快適になるようにする手段という感じですかね。
つまり、理系で工学系に進んだ人たちが目指すお仕事の内容を指すことが多いということです。
そして、そこで働く人たちのことを「エンジニア」と呼んで差し支えないでしょう。
機械設計と現場のプロジェクトマネージャーをしていると頻繁に聞く言葉ですし、現に私の会社が「〇〇エンジニアリング㈱」というエンジ会社なので、いつも目にはしていますが。
あ、ちなみに「エンジニアリング」を「エンジ」と訳すこともあります。
エンジニアリングといっても種類は多岐に渡りますね。
だから、それを取り扱うエンジニアもその分、多岐にわたるということです。
例えば、プラントエンジニアリング、機械エンジニアリング、化学エンジニアリング、電気電子エンジニアリング、ITエンジニアリング、etc、、、
〇〇エンジニアリングというのは、〇〇に関係するお仕事を一生懸命勉強してきた専門性を駆使して人間の生活の快適さに役立てることです。
例えば、私の所属する「機械エンジニアリング」で言えば下記のようになります。
他の例も挙げてみましょう。
プラントとは製造設備などを含む工場です。
つまりその工場内で、目的に合う設備を据え付けてシステム化・自動化を行うことです。
化学系の工場内で、地球環境にやさしい製品などを造るため設備を導入してシステム化・自動化すること。
電子・電気などに関する精密機器を目的に適うように製作すること。
また、それまでの計画・設計・施工なども指します。
ITにおけるエンジニアリングはプログラムやシステムを作り上げる技術を指すことが多いですね。各種のプログラミングスキルを活かして働く人をITエンジニアと呼びます。
道路や鉄道または、港湾などといった街の土木工事が関係します。期間内に工事が終了するように現場を調査・工事計画を作成し、工事現場で負傷者を出さないように、作業が安全かつスムーズに進行するように監督・指導する仕事です。
各種エンジニアリングの内容を見てわかる通り、それぞれの分野は結構密接に関係していたりします。
工場に機械設備を導入する計画を立てるとなると、機械エンジニア、電気電子エンジニア、ITエンジニアなど各専門性のあるエンジニアを必要とします。
もっと身近なエンジニアリングの例だと下記などでしょうか。
あー、なんか馬に乗って移動するより早い移動手段作れんかなー。
そう思って創造されたのが自動車です。
あー、なんか空飛びたいなー。
そう思って創造されたのが飛行機です。ライト兄弟さんが頑張ったやつですね。(アバウトw)
あー、なんか食器洗い面倒臭いから自動でやってくれるロボットないかなー。
そう思って創造されたのが自動食洗器です。
あー、ホコリとか吸ってくれる機械ってないんかなー。
そう思って創造されたのが掃除機です。
あー、なんか掃除機かけるの面倒くさいから誰か代わりにやってくれんかなー。
そう思って創造されたのがルンバです。
あ、墨と筆で書くより書きやすいやつないかなー。
そう思って創造されたのが鉛筆であり、ボールペンであり、消えるボールペンです。
これらは全てエンジニアリングに関わります。
つまり、エンジニアリングの技術というのは歴史的に少しずつ進化しているということですね。
最近ですと、AIの進化が著しいので「ITエンジニアリング」という分野の発展が著しいですね。
ちなみにAIは、「Artificial Intellijence」の略で「人工知能」のこと。
ITは、「Information Technology」の略で「ネットワーク技術」のこと。
AIの進化で人間のお仕事は色々と奪われてしまうのでしょうか。
ここら辺も見ものですね。
☆復習☆
科学技術を利用して、社会や人に役立てるような技術全般のこと
技術の進展に終わりはないので、日々学びを楽しみたいですね♪
お客様の会社や工場内に機械設備などを提案し、設計・計画・施工・試運転調整を行って目的に適うようにしてあげる技術です。